虚血性心疾患の検査治療を中心に日々の診療を行っておりますが、社会の高齢化に伴い、末梢血管(下肢)への検査治療も年々増加しています。下記のような症例数となりました。
量だけでなく、質的向上を目指し、検査の際は心筋シンチだけでなく、冠血流予備量比(FFR)を積極的に行うことで適切な症例選択を行い、更に画像診断(MDCT、IVUS 、OCT) をもとに安全でかつ長期予後を見据えたインターベンションを心がけています。
研究面では、日本循環器学会、心血管インターベンション学会(CVIT)を中心に総会、地方会ともに継続して発表を行い、ヨーロッパ心臓病学会(ESC)、アメリカ心臓病学会(AHA) など国際学会での発表、更には最終的に論文化まで行っています。また当院ではコメデイカルスタッフも積極的に学会発表を行っています。毎年行っている市民公開講座は多くの市民の皆さんに参加いただき、循環器疾患について理解を深めていただけるよう努力しています。
これからも循環器病全般にわたる診断、および治療の向上をめざし日々精進し、また研究・教育にも積極的に取り組み、地域医療にさらに貢献していきたいと思っています。
観血的
平成28年4月~平成29年3月 | 平成29年4月~平成30年3月 | 平成30年4月~平成31年3月 | 平成31年4月~令和2年3月 | 令和2年4月~令和3年3月 | 令和3年4月~令和4年3月 | |
冠動脈造影 | 1,199 | 1,291 | 1426 | 1423 | 1270 | 1151 |
冠動脈形成術(PCI) | 495 | 583 | 570 | 549 | 590 | 611 |
末梢血管形成術(PTA) | 121 | 138 | 174 | 159 | 215 | 233 |
平成28年4月~平成29年3月 | 平成29年4月~平成30年3月 | 平成30年4月~平成31年3月 | 平成31年4月~令和2年3月 | 令和2年4月~令和3年3月 | 令和3年4月~令和4年3月 | |
不整脈に対するカテーテル検査並びに治療(カテーテルアブレーション) | - | - | - | - | - | 318 |
ペースメーカ件数(リードレスペースメーカ含む) | 57 | 55 | 56 | 62 | 51 | 110 |
┗ 内 除細動機能付きペースメーカ(ICD、CRT-D、S-ICD) | - | - | - | - | - | 25 |
非観血的
平成27年4月~平成28年3月 | 平成28年4月~平成29年3月 | 平成29年4月~平成30年3月 | |
冠動脈CT | 2,592 | 2,774 | 3,032 |
心筋シンチグラフィー | 771 | 582 | 696 |
心血管エコー検査 | 9,166 | 10,246 | 11,200 |
ホルター心電図 | 909 | 886 | 955 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
午後 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※ 外来診察担当医は学会出張などにより不在・変更が生じることがあります。当日の担当医につきましてはクリニック受付までお気軽にお問い合わせ下さい。